HANDMADE UTOPIA: BACK-TO-THE-LAND ARCHITECTURE IN NORTHERN CALIFORNIA
2026
¥ 16,500 (税込)
アメリカを拠点に活動するオーストラリア人ライター、デヴィッド・ジェイコブ・クレイマー(David Jacob Kramer)とアメリカ人フォトグラファーでデザイナー、マイケル・シュメリング(Michael Schmelling)による作品集。
約半世紀前、多くの理想主義の若者たちが既存の社会から距離を置き、「土地へ帰る運動(Back-to-the-Land)」のもとで農村へ移り住んだ。これは、アメリカ史上最大規模の都市から地方への人口移動のひとつであった。その中心地となった北カリフォルニアでは、ユートピアを目指すコミューンが生まれ、急進的で手づくりによる、時にこの世のものとは思えないような住まいが数多く築かれた。本書は、この暮らしを今なお続ける人々を訪ね、一世代に亘る社会実験の終焉を迎えつつある現在、その建築と背景にある物語を記録する。
作者は、北カリフォルニアの人目につかない未舗装の道を進み、レッドウッドの森へと分け入り、何十年ものあいだひっそりと佇んできた手づくりの住まいを訪ね歩く。マイケル・シュメリングの写真は、それらの建築の現在の姿を記録し、デヴィッド・ジェイコブ・クレイマーは、「土地へ帰る運動」を実践した38人へのオーラル・ヒストリーを通して、それぞれの住まいがどのように生まれたのかを語る。さらに、アーカイブ資料や歴史資料、そして運動の最盛期に地域で制作・刊行された出版物を併せて収録する。
彼らは農業を独学で学び、既存の価値観にとらわれない暮らしを実践しながら、創造的な設計や環境に配慮した素材、エネルギー効率を重視した建築手法を発展させ、それらはより広範な建築実践にも影響を与えた。異なる生き方を追い求めるなかで、彼らは「住まいとは何か」を根本から問い直した。「サマー・オブ・ラブ(Summer of Love)」のあともその暮らしを続けた人々はごく僅かであり、いま70代、80代となった彼らは、自らの営みの先に何が残されるのかという問いを投げかけている。
こうした住まいは、転売による利益を見込んで建てられたものでは決してなく、その基盤そのものが反資本主義的な思想に支えられていた。そして現在、それらは急速に姿を消しつつある。本書は、失われる前の姿を記録し、それらの住まいを建築であると同時に、それ自体がひとつの作品として提示する。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 30.0 x 22.5 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100057023 |
| 出版 | EDITION PATRICK FREY |
| 著者 | David Jacob Kramer, Michael Schmelling |
| ISBN | 9783907236963 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |