¥ 3,300 (税込)
アメリカを拠点に活動したカナダ人アーティスト、アグネス・マーティン(Agnes Martin)にまつわる論考集。「ディア・アート財団(Dia Art Foundation)」が刊行するシリーズ「Artists on Artists」の第7巻。
本書は、ヴィヤ・セルミンス(Vija Celmins)、ジェニー・C・ジョーンズ(Jennie C. Jones)、ユタ・コータ(Jutta Koether)、ゾーイ・レナード(Zoe Leonard)ら4人のアーティストが、アメリカの抽象画家であり、ときに映画制作にも取り組んだ作者の作品について、それぞれ独自の視点から深い考察を展開する。
セルミンスは、画面全体を一つの場として捉え、絵画平面そのものに向き合う姿勢に自身との共通性を見いだすとともに、その厳格さと一貫した制作態度に敬意を示す。ジョーンズは、孤独とインスピレーションが作品に与えた影響を考察しながら、グリッド(格子状)の構造を音楽の記譜法や反復するパターンと結び付けて読み解く。コータは、哲学者であるジャック・デリダ(Jacques Derrida)の思想を手がかりに、作品に内在する矛盾を浮かび上がらせ、その安定した意味を揺さぶるような分析を試みる。一方、レナードは、反復という方法に一貫して取り組んだ姿勢のなかに、詩的かつ個人的な気づきを見いだしている。
4人それぞれの寄稿は、作者の作品を新たな視点から見つめ直すことを促す、真摯な招待状ともいえる内容となっている。本書には、作者の幅広い制作を紹介する図版も豊富に収録されており、その芸術的実践を多角的に読み解くための優れた批評集となっている。
MORE
| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 17.8 x 13.3 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100057119 |
| 出版 | DIA ART FOUNDATION |
| ISBN | 9780944521663 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |