釣光穂
Mitsuho Tsuri
釣光穂は1991年兵庫県生まれ。2014年京都市立芸術大学美術学部工芸科陶磁器専攻卒業、16年同大学修士課程美術研究科工芸専攻陶磁器修了。2020年金沢市卯辰山工芸工房修了。日常世界に目にする容器を観察し、独自の編み物陶芸の「うつわ」につくり変える。器としての用途がないうつわを通して、容器の概念を問いかける作品である。主な個展に、「パレットの実験」(KUNST ARZT、京都、2021)、「空中ひもづくり」(ルンパルンパ、石川、2019)、「うつわの標本」(KUNST ARZT、京都、2016)、グループ展に、「ルンパルンパKanazawa Newly arrived Art&Craft 2017」(青山スパイラル、東京)など。金沢市工芸展 NHK金沢放送局長賞(2019)、金沢卯辰山工芸工房研修者作品展 卯辰山工芸工房賞(2019)などを受賞。