前壽則
Hisanori Mae
前壽則は1952年福井県生まれ。82年に独学で絵画を始める。油絵具に金箔や銀箔、和紙、膠(にかわ)など日本の伝統的な素材を加え、和紙などに描く作品を制作。人生とは何か、人間とはどのように生きるべきか問い続け、そのなかで思い感じたことを、直接心に語りかけるように絵画で表現している。2010年より「艸萌(くさもえ)会」を主宰。これまで、福井市美術館(2019)、法然院(京都、2009)、ISE Cultural Foundation(ニューヨーク、2011)などで作品を発表している。