上路市剛
Ichitaka Kamiji
上路市剛は1992年大阪府生まれ。2015年に京都教育大学教育学部美術領域を卒業し、同年に「SICF16」準グランプリを受賞。モチーフとする人物の肌の質感からその人が暮らした環境までを観察し、徹底してリアルを追求した「肖像」を手がける。近作では、奈良・興福寺の仏像から着想を得ている。近年の主な個展に、「受肉」(Gallery MUMON、東京、2023)、「Border2.0」(京都岡崎蔦屋書店、2022)、「Border」(リファーレ自由が丘、東京、2022)、「上路市剛作品展」(銀座蔦屋書店、東京、2021)、グループ展に、「NUDE 礼賛 — おとこのからだ」(DUB GALLERY AKIHABARA、東京、2022)、「アールグロリューPOPUP」(大丸東京店、2021)、「UNTITLED」(清アートスペース、東京、2020)、「ブレイク前夜 in 代官山ヒルサイド 時代を突っ走れ!小山登美夫セレクションのアーティスト38人」(ヒルサイドフォーラム、東京、2020)など。また北京や香港、シンガポールほか国外のアートフェアにも参加している。