小泉遼
Ryo Koizumi
小泉遼は1985年福島県生まれ。2016年よりカリグラファーとして活動し、19年にカリグラフィーの基本線を円状に連続的に描く「enso」シリーズを絵画として発展させ、本格的にアーティストとして活動を始める。21年より「Halo」(後光、光輪)シリーズの制作をはじめ、色彩の偶発性を取り入れ、空中に見える光の純粋な視覚イメージを抽象画としてキャンバスに存在させた。かつて庭師としてのキャリアもあり、抽象表現の力強さを持ちながらも独自の東洋的な個性を感じさせる作品を制作する。18年NHK大河ドラマ「西郷どん」の題字を担当。