薬師川千晴
Chiharu Yakushigawa
薬師川千晴は1989年滋賀県生まれ。2013年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻修了。「対」の関係性を主題とし、独自の抽象絵画を展開している。右手と左手に直接絵具をつけ手で描く《右手と左手》シリーズでは、自ら調合した顔料絵具で描く事で個と個の互いの混じり合いを表現する。また、SNSの発達した社会における自己と他者の関係性について、相手の領域に入る前の合図であるノックという行為に着目し制作した《ノック》シリーズを展開するなど、作品ごとに様々な表現方法を選択し、発表を続けている。主な展覧会に「ノックノック、境界の扉をノックする」(京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル、2025)、「Through the Veil, Across the Rub」(銀座蔦屋書店、東京、2025)、「番の絵画」(鎌倉画廊、神奈川、2023)、「Yakushigawa Chiharu solo Exhibition」(画廊くにまつ青山、2021)など。
 
          
                  
 
            
 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          