アリス・リンは1980年生まれ。北京を拠点に活動する。幼い頃から書家・篆刻家として有名な張公志氏に書道、中国画、古典詩を学び、1996年に中央美術学院に入学、絵画を学ぶ。作品は主に毛描きの絵画、デッサンやデジタル3Dインスタレーションなど。繊細且つ複雑な画風で動物、植物、自然と人間の心の関係を主題として作品制作に取り組み、シュルレアリスム的な要素を用いて、ユニークで奇想天外な精神世界を表現している。主な個展に、「Existential Rabbit Hole」（Polar Bear gallery、北京、2022）、「fairytales」（M50 art district、上海、2021）など。