郷祥
GOSHOW
郷祥は美術史の文脈と真摯に向き合い、自身のバックグラウンドと独自開発した墨を活かし、作品を制作。植物の声(生体電気)や風、個人の存在意義など不可視的な存在にスポットをあて、絵画的表現で記号化し、可視化を実現させる。自身の美意識である「相反する二面性の共存」を作品に反映し、「白と黒」や「人工美と自然美」、また技法における「描くと削る」など二項対立関係にある事象を共存させ、ひとつの作品へと昇華させている。主な展示に、「ART SHODO TRIAL」(三鷹文化芸術センター、東京、2023)、「ART SHODO 31」(三鷹文化芸術センター、東京、2023)、「KYOTO SHODO SHOW」(メディアショップギャラリー、京都、2023)、「WHAT CAFÉ EXHIBITION vol.29」(WHAT CAFE、東京、2023)など。高松市文化奨励賞(2023)、ART SHODO TRIAL優秀賞、「UNNKOWN ASIA 2023」審査員賞、レビュアー賞、「サロン・ド・アール・ジャポネ2022」グランプリなど受賞多数。