中島一平は1948年京都府生まれ。1972年京都市立芸術大学西洋画科構想設計教室卒業。1973-76年環境事業計画研究所勤務、主に外部空間の設計にあたる。70年代後半から絵画構造と色彩的な抽象絵画との関係を探求する制作活動を始める。86-92年京都市立芸術大学、2000-13年京都造形芸術大学で非常勤講師として絵画の実技指導にあたる。
　主な展覧会に、「アート・ナウ’84」（兵庫県立近代美術館）、「ペインタリネス」（ギャラリー白、大阪、2010、12-18）、「ART OSAKA 2023」 （クリエイティブセンター大阪）など。「第２回吉原治良賞コンクール」グランプリ（1983）受賞。作品は大阪府立現代美術センター、兵庫県立美術館などに収蔵されている。