ニコラ・ビュフは1978年フランス・パリ生まれ。パリ国立高等美術学校を卒業後、2014年東京芸術大学博士課程修了。ヨーロッパの古典文学から日本のサブカルチャーまで、学識と大衆文化を混在させた多面的で総合的な世界を創造。1980-90年代、日本のアニメ、特撮、漫画、ゲームへの情熱を育み、その後大学研究を通して、中世、ルネサンスやバロックを参照しながら制作。ラ・メゾン・ルージュ、パリ（2007）、東京都現代美術館（2008）、パリ装飾芸術美術館（2010）、原美術館の個展（2014）、香港K11（2017-18）、国立中世美術館（クリュニー美術館）（2018-19）、ヨーロッパとアジアのアートフェアなどで作品が展示されている 。2019年、フランス芸術文化勲章受章。