三宅信太郎
Shintaro Miyake
三宅信太郎は1970年東京都生まれ。多摩美術大学絵画科版画専攻卒業。現在も東京を拠点に活動を行う。絵巻物のような横長の構図を用いるドローイングや彫刻、映像のほか、厚紙や木に女の子などのドローイングを描いて型取りした「切り抜き」による制作、自身が制作した着ぐるみやコスチュームを着て行うライブドローイングなど、多彩な表現を展開。2013年にベルリンで行われた個展「VIKING AGE」(Gerhardsen Gerner)では、北欧神話に基づいた作品に加え、ヴァイキングの格好に身を包みや手づくりの舟で海に漕ぎ出す姿が、国境を超えて多くの反響を呼んだ。主な個展に「Sitting on a Chair, Eating Bread」(8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery、東京、2013-14)、「a Commonplace Tale」(形而上畫廊、台北、2012)、「Innocy’s House」(Museum Gugging, Art/Brut Center Gugging、ウィーン、2007)、「Beaver no Seikatsu」(Sandra and David Bakalar Gallery, Massachusetts College of Art、ボストン、マサチューセッツ、2006)など。個展だけでなく、「Berlin – Tokyo / Tokyo – Berlin」(Neue Nationalgalerie、ベルリン、2006)、「直島スタンダード」(旧床屋、2006)など、グループ展や海外のアートフェアにも多数出品する。