原高史
Takafumi Hara
原高史は1968年東京都生まれ。多摩美術大学油絵科大学院修了。文化庁留学制度でベルリン滞在。現在も東京とベルリンで制作活動中。90年代後半より、インスタレーションやプロジェクト、絵画作品などを国内外の美術館で発表してきた。シンガポールビエンナーレ、ハバナビエンナーレ、クリチバビエンナーレ(ブラジル)、大地の芸術祭(日本)、ペルガモン美術館(ドイツ)、デンンマークKOS美術館ほか、香港、台湾、北京などのアジアも含め、ビエンナーレや美術館での展示に多数発表。主な活動に、地域の人々とのコミュニケーションを通じて得られた「言葉」を絵とともにパネルに描き、歴史的建物や地域一帯の窓をピンクで埋め尽くすプロジェクト「Signs of Memory」がある。2023年より、100メートルを目指して壁画を制作中。また同時に、小さなキャンバスに描く「500small paintings」と称して500点の絵画作品を制作している。