古川樹
Itsuki Furukawa
古川樹は1990年大阪府生まれ。2012年京都精華大学芸術学部素材表現学科テキスタイルコース卒業、2014年に同大学大学院博士前期課程染織専攻を修了。友禅染の技法を使い、自画像を中心とした作品を制作。様々なファッションに身を包む画面の中の人物は、時にサイケデリックな色彩に負けない力強い視線でこちらを見つめる。自己というものは揺らぎ変化するものと考え、友禅染という工程数の多い技法を用いる事により、自己に対する客観性を作品制作に取り入れている。主な個展に「私の輪郭線」(ギャルリ―東京ユマニテ、東京、2025)、「ゆらぎ」(福住画廊、大阪、2024)、「アトリエ個展シリーズ VOL. 3 古川樹展」(西脇市岡之山美術館、兵庫、2015)など。