名もなき実昌
Namonakisanemasa
名もなき実昌は1994年生まれ。2013年よりTwitterで取得したアカウント名で活動を開始し、その日視聴したアニメのドローイング、jpegをモチーフにしたペインティングを発表している。主にモチーフとするのは、アニメキャラクターやTwitterなどのSNSに投稿される断片的な情報や画像。インターネット上にある人格や画像と、アニメキャラクターの類似性をテーマに、画像的に解体されたキャラクターが「幽霊的」に偏在するイメージを表現している。リアルなアートシーンでも作品を発表しており、13年に初個展「@sanemasa5xさんは、2013年4月からTwitterを利用しています」(創治朗 -Contemporary Art Gallery-、兵庫、2018)、19年には東京初個展「最後の名もなき実昌展(平成)」を開催。近年参加したグループ展に、カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」(福島県泉駅周辺、2017〜18)、「パープルーム大学 尖端から末端のファンタジア」(ギャラリー鳥たちのいえ、2017)などがある。