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水戸部七絵、初の作品集『Rock is Dead』刊行記念 マルチプル作品付き特別限定版のオンラインエントリー販売開始

銀座 蔦屋書店での水戸部七絵の個展「Let’s Have a Dream ! -作品集出版記念展-」7月30 日(土)より開催|会期中のトークイベントも

 油絵具を豪快に積層し、過剰な色彩と質感の絵画で注目を集める、⽔⼾部七絵。2022年、東京オペラシティアートギャラリーでの個展「project N 85 ⽔⼾部七絵|I am not an Object」をはじめ、個展やグループ展などで立て続けに発表しています。ロックスターのなかにアートへの危機感を映し出したシリーズは、2021年の「Rock Is Dead」展(biscuit gallery、東京・渋⾕)に始まり、2022年、「War is not over」展(void+、東京・南⻘⼭)と続いてきました。そして、今回の個展で⽔⼾部の選んだテーマは、「LET'S HAVE A DREAM !(今⼀度、理想を掲げ、夢をみよう)」というもの。本展は現実のなかに夢を⾒ようと挑戦を続ける、現在の⽔⼾部七絵の世界観を空間全体で表現した、ロックスターシリーズ第3弾ともいえる展⽰となります。

 そして、本展の開催に合わせてマルチプル作品を制作しました。⽔⼾部作品の特⾊をとらえた、版画の概念を超える作品となっております。書籍とセットにして数量限定にて販売。オンラインエントリーを⾏います。マルチプル作品の1点ごとに作家自身が加筆し、仕上げています。

<オンラインエントリー申し込み期間>
2022年7月29日(金)10:00~8月12日(金)18:00

※展示作品につきましては、7⽉30⽇(⼟)より、銀座 蔦屋書店店頭にて販売いたします。

 

■マルチプル作品つき特別限定版(マルチプル作品と作品集のセット販売です)

※画像はイメージです。

□マルチプル作品(額装なし)
サイズ|600×450mm
素材|アルミニウムボード
制作技法|UV硬化インクジェットプリント
エディション数|50
※マルチプル作品は1点ものにつき、作品ごとに仕上がりが異なります。

□作品集『Rock is Dead』
水戸部七絵の制作スタイルがうかがえるアトリエの写真からスタートする作品集。全編アグレッシブな水戸部の魅力に満ちています。掲載作品は115点を数え、時折、クローズアップも交えて、迫力ある作品の姿を収録しています。荒木夏実(キュレーター/東京藝術大学准教授)と、畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)がそれぞれの論考で、水戸部七絵の作品、その世界を読み解きます。また水戸部自身へのインタビューから構成されたテキストは「水戸部七絵をかたちづくるもの」と題され、作家自身に迫る内容となっています。
作品集『Rock is Dead』のご購入ページへ

作品集込み特別限定版
価格|275,000円(税込)※送料別

■個展「Let’s Have a Dream! -作品集出版記念展-」

会期|2022年7月30日(土)~8月12日(金)
時間|11:00~20:00 ※最終日のみ、18時閉場
会場|銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(イベントスペース)
入場|無料主催|銀座 蔦屋書店
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp

■トークイベント
個展の会期中2回にわたり、水戸部七絵のトークイベントを開催します。作品集『Rock is Dead』で⽔⼾部七絵の作品とその世界を読み解いている、荒⽊夏実⽒(キュレーター/東京藝術⼤学准教授)と、畠中実⽒(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)をゲストに迎え、水戸部の創作の核心に迫ります。

詳細|銀座蔦屋書店のページへ
https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/27503-1206580629.html

Artist Profile

水戸部七絵 Nanae Mitobe

画家。東京藝術⼤学⼤学院 在籍。ウィーン美術アカデミー(Academy of Fine Arts Vienna)へ交換留学を予定している。
⼀⽃⽸に⼊った油絵具を豪快に⼿で掴み、ダイナミックな重厚感のある厚塗りの絵画を制作する。現在は、千葉のアトリエを拠点に作家活動を⾏っている。以前からモチーフとして、著名⼈のポートレートを描いてきたが、14年⽶国での滞在制作をきっかけに、より抽象性の⾼い匿名的な顔を描く「DEPTH」シリーズを発表。16年、愛知県美術館にて個展を開催し、20年に愛知県美術館にて「I am a yellow」が収蔵される。近年は、20年上野の森美術館「VOCA 奨励賞」(東京都現代美術館学芸員、鎮⻄芳美 推薦)を受賞。22年は東京オペラシティ project Nにて個展を開催。また菅⽥将暉の新曲「ラストシーン」のCDジャケット Art coverを⼿掛け、CASIO「G-SHOCK 2100シリーズ」PRに出演。Academy of Fine Arts Viennaへ交換留学を予定している。代表作にマイケル・ジャクソンやデヴィッド・ボウイなどの著名⼈やポップ・アイコンをモチーフにした「STAR シリーズ」、SNSに上がる世界各国の時事的な状況を絵⽇記として描いたシリーズ「Picture Diary」等がある。

■主な個展
2022年「War is not over」void+「project N 85 ⽔⼾部七絵」東京オペラシティ
2021年「Rock is Dead」biscuit gallery「 I canʼt speak English」NADiff Gallery
2019年「I am a yellow」Maki Fine Arts
2016年「APMoA, ARCH vol.18 DEPTH - Dynamite Pigment -」愛知県美術館「⽔⼾部七絵展」gallery21yo-j2014年「ABRAHAM」LOOP HOLEなど

 

■主なグループ展
2021年「VOCA展2021」上野の森美術館「OKETA COLLECTION:THE SIRIUS」スパイラルガーデン
2020年「-Inside the Collectorʼs Vault,vol.1-解き放たれたコレクション展」WHAT    「私は⽣まれなおしている─令和2年度新収蔵作品を中⼼に─」
2020年度第3期コレクション展 愛知県美術館
2019年「⾼橋コレクション展 アートのふるさと」鶴岡アートフォーラム
2018年「⾼橋コレクション 顔と抽象―清春⽩樺美術館コレクションとともに」清春⽩樺美術館
2017年「アブラカダブラ絵画展」市原湖畔美術館「千⼀億光年トンネル」ミュゼ浜⼝陽三・ヤマサコレクション などに参加。