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撮影=北沢美樹

内海聖史とやましたあつこの対談記事が公開。自己の内側を掘り進むか、外側へどこまでも伸びていくのか

アーティストによる対談連載企画「DIALOGUE for ART」。第11弾は内海聖史とやましたあつこ。登場する2名の作家が制作する作品は、OIL by 美術手帖(https://oil.bijutsutecho.com/)にて販売を開始いたします。

第11弾 内海聖史 × やましたあつこ

やましたあつこ(左)と内海聖史(右) 撮影=北沢美樹

 アーティストによる対談連載、作品紹介を行う企画「DIALOGUE for ART」。本企画では、アーティストたちが何を考えながら制作にのぞんでいるのか、何を目指し、悩みながら、どのように作品をつくり上げているのか。作家同士の対談というかたちでクリエイションの核心にアプローチしていきます。

 今回は、内海聖史とやましたあつこによる対談です。おふたりに改めておたがいの制作について、展示開催中の会場・ARTSTAY maison FUWARIにてお話しをうかがいました(※現在は会期終了)。

 今回、ふたりが参加した「ふわりの森」は、2014年よりスタートした成田空港圏初の現代アートプロジェクトです。本プロジェクトは中核になるアーティスト・イン・レジデンスを持ち、これまで国内外の多くのアーティストと協働し今年で8年目を迎えました。現在は「"DISCOVERY" ART WITH AIRPORT CITY&TOWN SCAPE ON WONDER / 内海聖史」展」が開催中(※現在は会期終了)。日本家屋を改装したギャラリースペース、家屋、蔵で内海の巨大な絵画作品を楽しむことができます。

 また、「Lounge Projent Exhibition 01 やましたあつこ」展も同時開催中(※現在は会期終了)。やましたは本年度のふわりの森 アーティスト・イン・レジデンス2022に招聘、滞在制作を行っています。本展は、今年より始まった、今後の活躍が期待される若手作家に注目、紹介する「Lounge」プロジェクトの第一弾となります。

「"DISCOVERY" ART WITH AIRPORT CITY&TOWN SCAPE ON WONDER / 内海聖史」展展示風景より
「Lounge Projent Exhibition 01 やましたあつこ」展展示風景より

 対談記事はウェブ版美術手帖にて掲載し、対談に登場するアーティストの作品は、オンラインマー​ケットプレイス「OIL by 美術手帖」でご購入いただけます。アーティストの思いを対談を通して伝えること、彼らの生み出す作品に触れてもらい、コレクションしてもらうことで、アートシーンがさらに活性化していくことに貢献できればと考えています。

12月9日(金)12時公開

 

プロフィ―ル

内海聖史

1977年茨城県生まれ、2002年多摩美術大学大学院美術研究科修了。筆や綿棒を使い、点描のように描く精緻な絵画作品を制作。作品は主に虎ノ門ヒルズやパレスホテル東京などの公共空間で展示されている。作品の配置に強い関心を持ち、絵画と空間や場の背景が呼応する実験的な展示や鑑賞方法、展示空間にあわせたスケール感のある作品や、絵画を鑑賞者の動きとの関係性からとらえた実験的な作品も手がけている。2019年に上野の森美術館ギャラリーで個展「やわらかな絵画」を開催。そのほかの主な個展に、「dual」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY、東京、2021)、「squid」(アートフロントギャラリー、東京、2018)、「mimic paintings」(六本木ヒルズ A/D ギャラリー、2017)など。主なグループ展に、「屋上庭園」(東京都現代美術館、2008)、「6つの個展2015」(茨城県近代美術館、2015)、茨城県北芸術祭(2016)などがある。

12月9日(金)12時公開

 

 

やましたあつこ

1993年愛知県生まれ、2018年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。幼少期の体験に基づいて創生したパラレルな世界を油彩、日本画材を使いながらドローイング的な柔らかい筆致で絵画に起こし、一貫して「邪魔のない幸せ」を描いている。第35回ホルベインスカラシップ奨学生。主な個展に、「王国のベール」(GINZA SIX 銀座蔦屋アートウォール、東京、2022)、「once upon a time」(NADiff A/P/A/A/R/T、東京、2021)、「Utopia」(TAKU SOMETANI GALLERY、東京、2020)、「HER」(TAKU SOMETANI GALLERY、東京、2019)、「once upon a time」(NADiff A/P/A/A/R/T、東京、2021)、グループ展に、「式畫廊開幕首展」(SAN GALLERY、台湾、2022)、「“Ampersand”旧图像世的挽歌」(東京画廊 + BTAP|北京、中国、2022)、「TAION When we talk about our world.」(Spiral Garden、東京、2021)など多数。主な受賞歴に、「シェル美術賞2018」藪前知⼦審査員賞、「第4回CAF賞」入選など。作品は愛知県美術館にパブリックコレクションとして収蔵されている。

12月9日(金)12時公開

 

 

第12弾予告

第12弾は詳細を近日公開予定。お楽しみにお待ちください。

 

編集部

Information

「"DISCOVERY" ART WITH AIRPORT CITY&TOWN SCAPE ON WONDER / 内海聖史」展

会期:2022年10月7日〜11月13日(※現在は会期終了)
会場:ARTSTAY maison FUWARI
住所:千葉県成田市大竹1093
開館時間:火~土12:00〜17:00、日祝10:00〜17:00
休館日:月曜日
料金:一般 700円 / 学生 500円 / 中学生まで入場無料
主催:ふわりの森アートプロジェクト
助成:ARTS for the future ! 2

 

同時開催「Lounge Projent Exhibition 01 やましたあつこ」展

会期:2022年10月7日〜11月13日(※現在は会期終了)
会場:ARTSTAY maison FUWARI
住所:千葉県成田市大竹1093
開館時間:火~土12:00〜17:00、日祝10:00〜17:00
休館日:月曜日
料金:入場にはDISCOVERY展のチケットが必要となります。展示会場は同じ会場となります。
主催:ふわりの森アートプロジェクト
助成:ARTS for the future ! 2

撮影=北沢美樹

撮影=北沢美樹