アニエスベー ギャラリー ブティックよりデニス・モリスの個展出品作をご紹介
11月18日より、アニエスベー ギャラリー ブティックでは、デニス・モリスの個展「Portraits of the King」が開催(会期は12月10日まで)。会期にあわせ、オンラインでも出展作を販売いたします。
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デニス・モリスは、1960年生まれ。レンズを通して⾮凡な⼈物たちに深く迫る英国⼈の写真家です。音楽シーンと深いつながりを持ち、ボブ・マーリーやセックス・ピストルズ、パティ・スミス、マリアンヌ・フェイスフルほか、様々なレジェンド・ミュージシャンたちの印象的なポートレートの撮影などで知られています。また、自身が育ったロンドンのブラック・コミュニティーや黒人解放運動の現場 、貧困や人々の生きる力強さなどリアルな場面を写し出した作品も制作しています。これまでに作品集として『Bob Marley』、セックス・ピストルズの『A Rebel Life; The Bollocks』、1960〜70 年代の英国⿊⼈⽂化を記録した『Growing Up Black』などを刊行。作品は、北京、東京、ロンドン、アルルほか、世界各地の著名な美術館や国際写真フェスティバルにて展⽰されています。
本展は、ボブ・マーリーの26点の未公開ポートレートにより構成。モリスにとって彼は、13歳で初めて出会ってから1981年に亡くなるまでポートレイトを撮り続けたという、とくに深い関わりのあるアーティストでした。会期にあわせ、「OIL by 美術手帖」でも出展作を販売いたします。会場では展示期間中、展⽰作品をおさめた写真集『PORTRAITS OF THE KING』が先⾏発売となります。11⽉17⽇および18⽇には、モリス本人が来日、サイン会を開催予定です。この貴重な機会に、モリスにしか撮りえない「キング」の貴重なポートレイトの数々を会場とオンラインともにお楽しみください。
《Redemption song》(1981)
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《Positive Vibrations 2》(1976)
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《Nice Time》(1978)
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《Burning 2》(1974)
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《The King》(1974)
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※11月18日12時より販売開始
アニエスベー ギャラリー ブティック
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アニエスベー ギャラリー ブティックは2018年12月、アニエスベー青山店2階にオープン。フレンチカジュアルを代表するブランドとして親しまれていたアニエスベーが、パリで唯一無二の存在であるギャラリー デュ ジュールの運営を開始したのが1984年。以来、若手アーティストのサポートや様々なアーティストの作品蒐集を行ってきた事でも知られている。フランス国外でのギャラリーは、ニューヨーク、香港に続き、東京が3ヶ所目となる。 ギャラリーでは本国フランスのギャラリー デュ ジュールとも連携をとりながら、国内外の現代アーティストの作品を展示する。90㎡を超える展示スペースに加え、ギャラリーショップでは自社出版の書籍や本国フランスでセレクトされた書籍、オリジナルのポスターやグッズなどを販売している。
Artist Profile
デニス・モリス
レンズを通して非凡な人物たちに深く迫る作品群を制作する英国人フォトグラファー。音楽シーンと密接な繋がりをもつモリスは、これまでにボブ・マーリーやセックス・ピストルズ、マリアンヌ・フェイスフルのアルバム『ブロークン・イングリッシュ』のカバー写真など、象徴的で印象的な写真作品を制作している。英国サウスオールにあるシーク教徒のコミュニティーの本質を写し出した作品は、後にイングリッシュ・ヘリテッジ(イングランドの歴史的建造物を保護する目的で英国政府により設立された組織)の買上コレクションとなった。作品集として『Bob Marley』、セックス・ピストルズの『A Rebel Life; The Bollocks』、1960~70年代の英国黒人文化を記録した『Growing Up Black』が出版されている。作品はこれまでに、今日美術館(北京)、ラフォーレミュージアム原宿(東京)、アルル国際写真フェスティバル(フランス)、フォトグラファーズギャラリー(ロンドン)、インスティテュート・オブ・コンテンポラリーアーツ(ロンドン)、テート・ブリテン(ロンドン)、メトロポリタン美術館(NY)、京都国際写真祭(日本)、ロックの殿堂(クリーブランド)など国際的に展示されている。
Information
デニス・モリス個展「Portraits of the King」
会期:2023年11月18日~12月10日 |
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