このたび、ギャラリー インカーブ|京都は、3月8日~10日に開催される「アートフェア東京2024」に出展いたします。出展11回目となる今回は、心地良い脱力感とユーモアのある作品がファンを惹きつける、塚本和行の個展。近年のフェアでは出品作が完売するほど、国内外のコレクターの注目を集めています。
本展では、身近なものをおもしろおかしく描き連ねた50点以上の最新作とともに、木材を使用した立体や、2m近い過去最大サイズの墨絵も出品。木の不均等な形や墨の滲みの偶然性を生かし、より多様な表現になっています。OIL by 美術手帖では、会期に先駆けてフェア出品作を掲載しています。ぜひオンラインでもお楽しみください。
塚本和行
《いろんなしょくパン》(2023)
《なぞのせいぶつ》(2023)
《さくらんぼちゃん》(2023)
《かわいくてたべれないおむすび①》(2023)
《ゆきだるま》(2023)
《カラフルでひょうじょうがわるいネコ①》(2023)
《とけてきたソフトクリーム②》(2023)
《さかな》(2023)
Artist Profile
塚本和行 / つかもとかずゆき
1984年生まれ。動物や食べ物などにひとひねりを加えたモチーフを、画面いっぱいに描き連ねる。細部をよく見ると、鋭い牙が生えていたり、サングラスをしていたりとシニカルなものも多い。愛らしさや面白さ、哀愁といったさまざまな感覚が複雑に絡み合う「おかしさ」が作品全体に漂う。
参加した主な展覧会・アートフェアに、「アートフェア東京」(2023, 2022, 2019)、「ギャラリー インカーブ|京都」(2023, 2019, 2017, 2015, 2011)、「TWO IRON MAN –鉄人の二人展-」(WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO、2022)、「アトリエ インカーブ オールスターズ」(ギャラリーアセンス美術、大阪、2009、2011、2013)、「アトリエ インカーブ展」(浜松市美術館、静岡、2010)、「atelier incurve exhibition in tokyo 2010」((marunouchi) HOUSE、東京、2010)など。
Information
「アートフェア東京2024」
ギャラリー インカーブ|京都 出展ブース:Galleries S007 |