ギャラリー上田より、久保京子と春陽による2人展「TATANAHARU 日々たおやか」出展作をご紹介
11月10日より、ギャラリー上田では、久保京子と春陽による2人展「TATANAHARU 日々たおやか」が開催(会期は11月15日まで)。会期にあわせ、オンラインでも出展作を販売いたします。

久保京子は神奈川県生まれ。1980年代より女性誌『anan』『LEE』などでメインモデルとして活躍。モデルとして培った美意識を活かし、近年は花を主題にした写真作品を制作しています。春陽は愛知県生まれ。3歳より書を学び師範を取得。伝統的な書法を基盤としつつ、心象を墨、胡粉、金、銀などの自然素材に託す表現を国内外で発表しています。このたび、ギャラリー上田では、久保京子と春陽による2人展「TATANAHARU 日々たおやか」を開催します。
本展では、久保と春陽が作品を共同制作。柔らかさとしなやかさを大切にしながらも内に強さを秘めた「たおやか」という生き方をテーマにとらえています。花の写真と書の美が重なり合い、伝統素材である竹和紙と美濃薄紙を用いた繊細な作品群は、見る角度や光の移ろいにより異なる表情を見せます。今回発表する21点の新作はすべてスクエアフォーマットに統一。公正、安定、調和の象徴を意図したスクエアのかたちは、現代の暮らしに寄り添う上質なアートピースとして存在感を放つことでしょう。現代に生きる私たちの「心の在り方」にそっと寄り添う、美と静謐に満ちた空間をオンラインでもご堪能ください。
久保京子、春陽《tatanaharu4145_日々たおやか》(2025)
久保京子、春陽《tatanaharu4159》(2025)
久保京子、春陽《tatanaharu4241》(2025)
久保京子、春陽《tatanaharu4246》(2025)
久保京子、春陽《tatanaharu4239》(2025)
久保京子、春陽《tatanaharu4222》(2025)
ギャラリー上田
1978年創業。銀座7丁目交差点に店舗を構える。「アートのある日常の提供」と「地域社会への貢献」を理念に、絵画・陶芸・彫刻などのコンテンポラリーアートを取り扱う。国公立の美術館や企業への設置事例は300を超える。近年は若手作家の展覧会も積極的に開催。また、他業種とのコラボレーションも多く、建築やデザインの分野にも進出している。 主な取扱作家に、加藤唐九郎、李禹煥、海老原露巌、大塚茂吉、坂本素行、赤木範陸、藤倉久美子、さとうたけし、張媛媛、武田優作、マテウス・ドロジンスキーなど。
Artist Profile
久保京子
神奈川県生まれ。1980年代より女性誌『anan』『LEE』などでメインモデルとして活躍。広告、商品開発、新聞連載、江戸川大学客員教授など幅広い活動を展開。モデルとして培った美意識を活かし、近年は花を主題にした写真作品を製作。2024年にはモデル活動50周年を迎え、伊勢丹新宿店での個展など創作家としても精力的に活動を続ける。
春陽
愛知県生まれ。3歳より書を学び師範を取得。伝統的な書法を基盤としつつ、心象を墨・胡粉・金・銀などの自然素材に託す抽象表現を国内外で発表。2018年ルーブル美術館での展示を機に美術家として活動を本格化。近年は企業とのSDGsプロジェクトや建築空間でのアートコンサルティングを手がけ、25年開業のホテル「フェアモント東京」では全客室のアートを描いた。
Information
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会期:2025年11月10日~15日 |






