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WHYNOT.TOKYOより、スパイラルガーデンで開催される「Spiral Xmas Market 2025」での展示企画「やさしいくろとたゆたうあお」出展作をご紹介

現在、スパイラルガーデンでは、「Spiral Xmas Market 2025」が開催中(会期は12月25日まで)。WHYNOT.TOKYOは第3期の19日から25日まで、珠洲焼応援プロジェクトの一環である「やさしいくろとたゆたうあお」と題した展示を開催。会期にあわせ、オンラインでも一部出展作を販売いたします。

 プロジェクトベースの活動を通して新しいアートとの出会いを広げているWHYNOT.TOKYO。その活動の一環として、2024年の能登半島地震で被災した珠洲焼作家を支援するため、珠洲焼応援プロジェクト「やさしいくろとたゆたうあお」を立ち上げました。伝統工芸である珠洲焼の再興と作家たちの復興をサポートし、国内外にその魅力を発信することを目的としている本プロジェクトにおいて、このたび12月19日からスパイラルガーデン「Spiral Xmas Market 2025」にて展示企画が開催されます。

 本展では、被災地から生まれた土や家屋の素材をもとに、再生への祈りを込めた作品群を一堂に展示。プロジェクトの作家代表である高屋永遠、写真家・蓮井幹生、奥能登国際芸術祭の参加作家を含む19名の作品が並びます。また、再建した窯で制作された作品や、復興中の窯で共同で焼成した新作なども発表します。

 2026年1月1日で、能登半島地震の発災から2年を迎えます。時の流れとともに記憶が少しずつ遠のくなかで、珠洲市の土から生まれた作品群は、あの日の記憶とともにいまを生き続けています。作品をご覧いただき、そこに宿る想いを感じてみてください。

 

再建した窯で制作された作品群

 


宮脇まゆみ《珠洲焼 自然釉壺 「冬空」》





林春香《ひまわり爆ぜる》

 


 

 

清水武徳《穴窯花器「閃」》





芝雪《祈りのかたち》





高屋永遠《位相ー瞬動 / Phase – Subtle Motion》2025






塙康平《ただそこにいてくれるだけで》2024





城保奈美《Piece of the sea #8》2024

​※本企画の売上の一部は、珠洲焼応援プロジェクトの活動に役立てられます。

 



WHYNOT.TOKYO

2019年に東京・目黒区昭和通り商店街にオープンしたアートギャラリー/アートスペース。美術家・髙屋永遠が主宰するWHYNOT.TOKYOでは国内外の現代美術の美術作家、キュレーター、研究者らと協働で展示を企画し、多岐にわたり作品を紹介。新たな活動形態に向けて22年4月閉館。 2022年3月より自由で機動性のあるギャラリーとして活動開始。エリアに縛られることなく、様々なアーティストとのコラボレーションによるグループ展・企画展などを主に、企画プロデュースを行う。

 

編集部

Information

Spiral Xmas Market 2025 珠洲焼応援プロジェクト「やさしいくろとたゆたうあお」

会期:2025年12月19日~12月25日
会場:スパイラルガーデン
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
開館時間:19日17:00〜19:00、20日~25日11:00〜19:00
料金:無料