メグミオギタギャラリーより、土屋仁応個展「神獣 / 霊獣 / 怪獣」、田中福男個展「朽ちて咲く」出展作をご紹介
10月30日より、メグミオギタギャラリーでは、土屋仁応による個展「神獣 / 霊獣 / 怪獣」と田中福男による個展「朽ちて咲く」が同時開催(会期は11月21日まで)。会期にあわせ、オンラインでも出展作を販売いたします。

土屋仁応は1977年神奈川県生まれ。東京藝術大学で彫刻を専攻後、2007年に同大学大学院にて保存修復彫刻の博士課程を修了しました。伝統的な仏像彫刻の技法を基に、木彫の表面にのぞく淡い色彩や、水晶やガラスの玉眼を用いた神秘的な動物彫刻を発表しています。いっぽう、田中福男は1979年大阪府生まれ(岐阜県出身)。ガラスアートの専門学校を卒業後、2004年に自身のブランド「Topnoch」を設立。透明度の高い耐熱性の理化学ガラスを用い、ガラス管の外側にガラスや金属の点を蒸着、それを熱で溶かし立体的な模様を内側に閉じ込める「インサイドアウト」と呼ばれる高度な技法を駆使して可憐で繊細な作品を生み出しています。

本展は、同ギャラリーにて両作家の個展が同時期に開催される注目の機会となります。土屋仁応による個展「神獣 / 霊獣 / 怪獣」では、時代の混沌を色濃く反映させた架空の生き物の木彫7点を展示。瑞獣の新作《白澤》と、札幌芸術の森美術館にて披露された《麒麟》をメインに据え、現世と異界を軽やかに行き来する幽玄な美を提示します。いっぽう、田中福男による個展「朽ちて咲く」では、マーブル(球体)やペンダントヘッドを中心に、同じく札幌芸術の森美術館にて披露された「Selfish」シリーズを加えた約50点を展示。繰り返し制作を重ねるなかで生まれる変化や美を表現します。
本展の大きな見どころのひとつとして、両作家による技法の融合が挙げられます。土屋の個展で発表される瑞獣《白澤》では、田中が木彫のガラスの玉眼制作を担当し、白眼、虹彩、瞳孔の繊細な表情を表現しています。八方にらみのような緊張感を与えるガラスの瞳と、内側の淡い色が命の温もりを感じさせる彩色が響き合い、作品に神秘的な霊性と生命感をもたらしています。
「OIL」では、本展開催にあわせ、両作家の出展作を販売いたします。会場に足をお運びいただくとともに、オンラインでもぜひお楽しみください。
土屋仁応
《青い獣の夢》(2026)
《猫竜》(2026)
《白澤》(2026)
田中福男
《Branch Lappet》(2026)
《Posy nostalgic》(2026)
《Selfish-Clear A》(2026)
メグミオギタギャラリー

メグミオギタギャラリーは、伝統的技法や素材を用いながら作品の仕上がりにこだわりを持つ作家の作品や、グラフィティ、アウトサイダーアートの作家など、表現の渇望・情熱を直接的に伝える作家を国内外で紹介してきた。現代、近代の日本人作家や海外の作家にも共通のものを感じさせる作家を扱うことで「ものづくり」のこだわりから生まれる新しい表現を広めている。
Artist Profile
土屋仁応
1977年神奈川生まれ。東京藝術大学で彫刻を学んだ後、2007年同大学大学院にて保存修復彫刻博士課程を修了。神話や説話の中に現れる動物のイメージを発想の起源とし、伝統的な仏像彫刻の技法と、素材が木材であることを感じさせない独特な彩色、さらに木彫の表面を極限までなめらかに仕上げた彫刻作品を発表している。また玉眼には水晶やガラスを使用し、見る角度によって視線が変化する動物彫刻は、神秘的で生命感を放つ。
田中福男
ガラスアートの専門学校を卒業後、「Topnoch」というブランド名で自身の作品を発表している。透明度の高い耐熱性の理化学ガラスを用いて制作し、土屋仁応木彫作品のガラスの玉眼制作も担当。ガラスの中に繊細で立体的な模様を浮かび上がらせる「インサイドアウト」と呼ばれる高度な技法を用いて、可憐で繊細な作品を生み出す。
Information
土屋仁応個展「神獣 / 霊獣 / 怪獣」 / 田中福男個展「朽ちて咲く」
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会期:2026年10月30日〜11月21日 |






