山本捷平
1994年神奈川県生まれの山本は、デジタルな動作をあえてアナログな⽅法で表現する技法が特徴です。キャンバスの端に描いた図柄を、ローラーで転写していくことによって、デジタルでは⾒られない偶然性や変化を⽣み出し、自身のテーマである「実体とはなにか」を追求しています。
《Reiterate-lines》
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川内理香子
1990年東京都生まれの川内は、食への強い関心を起点に、「身体」がキーワードとなる作品を制作。⾃分のものでありながら、とらえがたい体と思考の境い⽬やバランスをモチーフとして、鉛筆・油絵具・針⾦・ネオン管など様々なマテリアルを⽤いて表現しています。
《Lying》
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菅原玄奨
1993年東京都生まれの菅原は、今回唯⼀の⽴体作品を展⽰。彫刻の中でも粘⼟を使う「塑像」と呼ばれる造形⽅法を⽤いています。⽇本古来の塑像彫刻である仏像のような作品とは異なり、触感性を残しているがどこかデジタルな世界も思い起こさせる、無機質な質感。⾒る⾓度で異なる⾊彩からは、自身のテーマとする現代⼈の佇まいや匿名性を感じることができます。
《Tactile_#03》
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一林保久道
1992年石川県生まれの一林は、⼤学では⽇本画を専攻しましたが、現在はいわゆる⽇本画のイメージとはかけ離れた作品を⽣み出しています。筆の運びや構図から⽇本画の技術を感じる⼀⽅、⽇本画では使われていないような⼈⼯的な⾊彩は、モニター上のグラフィックやストリートカルチャーを想起させます。伝統的な技術と現代的な感覚が共存する作品が特徴です。
《Confused_by_figurines》
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Information
「Input/Output」展 会期:2020年8月11日(火)〜23日(日) |