本作品は、Otherwise Gallery(南青山)にて8月10日(土)まで開催中の竹内義郎個展にて現品をご覧いただけます。

appearance
「あなたが視ているところのもの」
竹内 義郎 Yoshiro Takeuchi
2024年7月12日(金)-8月10日(土)

Artist Statement

あなたが視ているところのもの、私が描いたものは絵画という形式のうちに今此処に確かに在るのだけれど、私はこれらの作品のかつての不在を知っている。
眼の前にある作品の不在を知っているのは作り手だけである。
作られることも、視られるはずもなかったもの。それらは不在の可能性のうちに像としての身分を証明しようとしている。今視ているという事実と視られるはずもなかったという仮定の狭間に存在するもの。おそらくその帰属や出自を問いかけているのは作り手ではなく眼前の像そのものかもしれない。

不可視であるからこその像への希求。
現出への待機。
視線を誘発する物質としての実体。
像の到来はいつも唐突なものだから
その顕れはいつも当惑を伴って訪れる。

appearance / 現出・見かけ
存在を願うことは不在を想うことに等しい。
顕れようとするものの不在を引き寄せその前に佇む時、
私たちの「視る」は「観る」に変わることができるのだろうか。

-竹内 義郎

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竹内義郎

一瞥 (a glance)

2024

¥ 55,000 (税込)

本作品は、Otherwise Gallery(南青山)にて8月10日(土)まで開催中の竹内義郎個展にて現品をご覧いただけます。

appearance
「あなたが視ているところのもの」
竹内 義郎 Yoshiro Takeuchi
2024年7月12日(金)-8月10日(土)

Artist Statement

あなたが視ているところのもの、私が描いたものは絵画という形式のうちに今此処に確かに在るのだけれど、私はこれらの作品のかつての不在を知っている。
眼の前にある作品の不在を知っているのは作り手だけである。
作られることも、視られるはずもなかったもの。それらは不在の可能性のうちに像としての身分を証明しようとしている。今視ているという事実と視られるはずもなかったという仮定の狭間に存在するもの。おそらくその帰属や出自を問いかけているのは作り手ではなく眼前の像そのものかもしれない。

不可視であるからこその像への希求。
現出への待機。
視線を誘発する物質としての実体。
像の到来はいつも唐突なものだから
その顕れはいつも当惑を伴って訪れる。

appearance / 現出・見かけ
存在を願うことは不在を想うことに等しい。
顕れようとするものの不在を引き寄せその前に佇む時、
私たちの「視る」は「観る」に変わることができるのだろうか。

-竹内 義郎

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取り扱い Otherwise Gallery
サイズ 33.0 x 33.0 x cm
素材 oil on canvas
商品コード 1100035868
配送までの期間 2週間程度
備考 こちらの作品は他所でも販売を行っております関係で、ご注文いただいた時点にて在庫切れとなっている可能性がございます。
商品在庫確認後、在庫なしの場合はご注文をキャンセルさせていただくことがございますのでご了承くださいませ。
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