¥ 5,500 (税込)
日本人アーティストの鬼頭健吾、大庭大介、名和晃平によるキュレーションユニット「鬼大名(ONIDAIMYO)」による作品集。
京都芸術大学でともに教鞭を執る3名のアーティスト陣によって組まれた「鬼大名」。本書は、およそ10年にわたり彼らが関わってきた多様なプロジェクトの紹介を通じて、京都のアートシーンを振り返るアートブックである。刊行は、名和晃平が主宰する出版社「SANDWICH」が手がける。
展覧会から商業施設のアートディレクションまで多岐にわたる彼らの活動は、アート実践を通じて社会と教育をつなぎ、若手作家たちのエネルギーを活性化するとともに、アートマーケットで生き延びるための道筋を学生たちに伝えてきた。
本書では、その中の12プロジェクトの紹介を通じて、計180名近いアーティストたちの作品を取り上げる。そこでは、これまでプロジェクトに参加してきた作家たちを鬼大名の活動の系譜の中に位置付けると同時に、これから創作へと足を踏み入れ、歩み続けようとする者たちにとっての道標をつくることが試みられている。それは、連綿と流れるアートの循環を促し、その現在地を素描することにもつながるだろう。
近年、京都の若手作家たちの勢いは高まり続け、とどまるところを知らない。ポテンシャルの高い作家が生まれ続けるこの背景には、京都という土地が育んできた独自のアートの生態系がある。
本書に収められたプロジェクトを眺めれば、それらが京都に軸足を置きつつも、国内外へ向けて広く開かれていることがわかるだろう。ページから溢れんばかりにこだまする作家たちの声に、耳を傾けてみよう。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 28.6 x 20.4 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100044463 |
出版 | SANDWICH INC. |
著者 | Kengo Kito, Daisuke Ohba, Kohei Nawa |
ISBN | 9784991331015 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
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送料 | ¥770(税込) |
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