¥ 8,800 (税込)
パフォーマンスとビデオアートの先駆者として知られるアメリカ人アーティスト、ジョーン・ジョナス(Joan Jonas)の作品集。2010年1月から2月まで現代美術センター「CCA北九州」に滞在した際に制作された作品を収録する。
本書の中で、作者は日本ではおなじみの昔話「月のうさぎ」のイメージを探っていく。アステカの伝説にも類似の物語があることから、ビデオ上映用の舞台としてあるもろい彫刻的な外形や、かつて想像上のパフォーマーに使われたのちに放置されていた小道具を用いてインスタレーションを制作し、そのふたつの物語を並べた。
日本の伝承によると、猿と狐、うさぎは、すぐれた善行をすると、よりすばらしい報いが得られると考え、人のためになることをしようと決心した。ある老人が食べ物を乞うた時、猿は木から果物を集め、狐は川岸から魚を捕まえてきた。うさぎは、草を集める方法しか知らなかったため、代わりに火の中に飛び込み、自らを食物としてささげた。しかしうさぎは、焼かれることはなかった。老人は神としての姿を現し、その美徳に胸を打たれ、その姿が万人に見えるように、うさぎの姿を月に残したのである。
アステカの伝承では、ケツァルコアトルが人間として地上に暮らしていた頃、旅に出た。長く歩いたため、餓えによる死が頭をよぎった。すると、近くで草を食べていたうさぎが、その命を救おうと自らを食物として捧げた。その崇高な申し出に心を打たれたケツァルコアトルは、うさぎを月まで昇らせ、そしてまた地球に戻し言った。「おまえはただのうさぎかもしれない。でも、おまえのことを誰もが忘れずにいるだろう。あらゆる人のために、いつどんなときでも月の光のなかにおまえの姿があるのだ。」
日英併記。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 21.0 x 15.5 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100054432 |
| 出版 | CCA KITAKYUSHU |
| 著者 | Joan Jonas |
| ISBN | 9784901387422 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |