¥ 19,800 (税込)
アメリカ人フォトグラファー、ダイアン・アーバス(Diane Arbus)の作品集。本書は作者が制作した、いまや伝説的な存在となったオリジナルのオブジェであるポートフォリオの特徴を忠実に再現した一冊。
1971年5月、後期モダニズムの牙城であった『アートフォーラム(Artforum)』誌が、初めてこの写真家の作品を取り上げた。同誌の表紙と6ページにわたる特集で掲載されたのは、作者のポートフォリオ『A box of ten photographs(10枚の写真の箱)』から選ばれた作品だった。同誌の編集者であり、写真に懐疑的だったフィリップ・ライダー(Philip Leider)は、次のように記している。「このポートフォリオがすべてを変えた……もはや『写真』が芸術であることを否定することはできなかった」。
その2か月後に作者がこの世を去った時点で、50部を予定していたエディションのうち、売却されたのはわずか4部だった。そのうち2部はフォトグラファーであるリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)が本人から購入。1部は自身のため、もう1部は友人であり映画監督のマイク・ニコルズ(Mike Nichols)に贈り、そしてもう1部はアーティストのジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns)が購入し、4部目は『ハーパーズ・バザー(Harper’s Bazaar)』誌のアートディレクター、ビア・フェイトラー(Bea Feitler)が購入した。作者は4つすべてのセットのプリントに署名し、それぞれのプリントには、詳細なキャプションが記された羊皮紙の薄い仕切り紙が添えられていた。フェイトラーのために、作者は11枚目の写真『A woman with her baby monkey, N.J., 1971』を加えた。
このポートフォリオは1986年、ワシントンD.C.の「スミソニアン・アメリカ美術館(Smithsonian American Art Museum)」に収蔵された。これは、作者が完成させて販売した4部のうち、現在も公的機関が所蔵する唯一のものであり、2018年にはそのポートフォリオを主題とする同名展覧会が開催された。
本書と展覧会の準備にあたり、新たな情報を数多く掘り起こした同館のキュレーター、ジョン・P・ジェイコブ(John P. Jacob)は、この画期的な作品が生み出され、制作され、そしてその後も影響を及ぼし続けてきた過程を興味深い物語として紡ぎ出している。
本書は、「APERTURE」との共同出版として刊行された。
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| エディション | limited edition of 2,500 copies |
| サイズ | 35.6 x 27.9 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100058124 |
| 出版 | APERTURE & SMITHSONIAN AMERICAN ART MUSEUM |
| 著者 | Diane Arbus |
| ISBN | 9781597114394 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |