ロンドンを拠点に活動する作家で教育者、シータ・バラニ(Sita Balani)と、イギリス人作家でありアーティスト、ジェイ・バーナード(Jay Bernard)によるテキスト集。本書は、対話であると同時に、現代社会への診断でもある。人文学を手がかりに、我々はいかにして現在の状況に至ったのか、そして何がこの先へと我々を導きうるのかを考察する。

イギリスの植民地主義の過去が残した遺産は、今なおその文化的状況を形作り続けている。AIの登場は、容赦のない利益追求が進むなか、「人間であること」の意味を揺るがしている。サッチャリズム以降、一般の人々は莫大な物質的豊かさを映し出すイメージに囲まれる一方で、住宅、公共サービス、文化施設など、実際に利用できるものはますます限られたものとなっている。

本書では、作家であり友人でもある二者が、イギリスを世界の縮図として捉えながら、こうした問題について考察する。スチュアート・ホール(Stuart Hall)の局面/情勢を意味する「コンジャンクチャー(conjuncture)」という概念を導きとし、文学、社会理論、そして自らの経験を参照しながら、分断された現代の姿を切迫感をもって描き出す。個人的、地域的な問題からグローバルな問題へと展開される二人の対話には、人文学や物語、普遍的な視座の価値を貶めようとする政治文化に対し、それらを擁護しようとする姿勢が一貫して流れている。

本書はイギリスの出版社「MACK」が刊行する、文化論者やキュレーター、アーティストが1つのテーマや作品、思考をテキストで掘り下げるシリーズ「DISCOURSE」の1冊として刊行されている。

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TRANSITIONS: ON CULTURE, CRISIS, AND THE HUMAN

2026

¥ 4,400 (税込)

ロンドンを拠点に活動する作家で教育者、シータ・バラニ(Sita Balani)と、イギリス人作家でありアーティスト、ジェイ・バーナード(Jay Bernard)によるテキスト集。本書は、対話であると同時に、現代社会への診断でもある。人文学を手がかりに、我々はいかにして現在の状況に至ったのか、そして何がこの先へと我々を導きうるのかを考察する。

イギリスの植民地主義の過去が残した遺産は、今なおその文化的状況を形作り続けている。AIの登場は、容赦のない利益追求が進むなか、「人間であること」の意味を揺るがしている。サッチャリズム以降、一般の人々は莫大な物質的豊かさを映し出すイメージに囲まれる一方で、住宅、公共サービス、文化施設など、実際に利用できるものはますます限られたものとなっている。

本書では、作家であり友人でもある二者が、イギリスを世界の縮図として捉えながら、こうした問題について考察する。スチュアート・ホール(Stuart Hall)の局面/情勢を意味する「コンジャンクチャー(conjuncture)」という概念を導きとし、文学、社会理論、そして自らの経験を参照しながら、分断された現代の姿を切迫感をもって描き出す。個人的、地域的な問題からグローバルな問題へと展開される二人の対話には、人文学や物語、普遍的な視座の価値を貶めようとする政治文化に対し、それらを擁護しようとする姿勢が一貫して流れている。

本書はイギリスの出版社「MACK」が刊行する、文化論者やキュレーター、アーティストが1つのテーマや作品、思考をテキストで掘り下げるシリーズ「DISCOURSE」の1冊として刊行されている。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 19.5 x 12.5 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100058222
出版 MACK
著者 Sita Balani, Jay Bernard
ISBN 9781915743992
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件