中川佳宣
Yoshinobu Nakagawa
中川佳宣は1964年大阪府生まれ。87年大坂芸術大学美術学科修了。現在は滋賀県を拠点に活動。農耕や栽培といった人間の根源的な営みや、植物の構造、そして植物と人との関係をモチーフに作品を制作している。自然界の根源的なさまは私たちを取り巻く世界の本質であることを、多様な表現方法によって目に見えるかたち、あるいは感じ取るものとして提示する。近年の展覧会に、個展「光の壺」(タグチファインアート、東京、2020)、グループ展「30th - Miracle vol.5:Miracle」(ギャラリーノマル、大阪、2019)、「ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代」(国立国際美術館、大阪、2018)など。作品は東京国立近代美術館、和歌山県立近代美術館、芦屋市立美術博物館、大分県立美術館などに収蔵されている。