OIL by 美術手帖オープニング特集|名和晃平
「OIL by 美術手帖」ではオープニング特集として、日本を代表するアーティストの1人である名和晃平をピックアップする。2018年にパリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドで展示された《Throne》のエディション作品や、マルチプルが付属するアートブック『METAMORPHOSIS』のコレクターズエディション、新作版画シリーズ《Element - Black》など、珠玉のアートピースを取り揃えた。この機会をお見逃しなく。
《Throne》 by 銀座蔦屋書店
2018年、パリ・ルーヴル美術館内のガラスのピラミッドに現れた、10メートルを超す名和晃平の大作《Throne》。金色に輝くその姿は、訪れる多くの人々の注目を集めた。名和がリサーチした各地の山車や神輿の歴史が意匠に落とし込まれ、3Dモデルによる造形と京都の職人の手仕事を組み合わせてつくられている。
正面中央部には2〜3歳の子供がやっと座れるほどのスペースが設けられ、新しい知性がまだ幼い状態であることが示唆される。前面と背面の中央にはそれぞれひとつずつ、鏡面状に輝く「世界を見据える目」が配され、正面は現在や未来を、背面は過去を見据えている。
この黄金の《Throne》のエディションとなる作品《Throne(g/p_pyramid)》を、今回「OIL by 美術手帖」ローンチのためにご用意しました。さらに、2011年の個展で発表されたシリーズ最初の《Throne》をベースとした《Throne(p/g_boy)》と《Throne(SiC / p_boy)》も販売します。
《Throne(g/p_pyramid)》
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155.2✕72.6✕49.5cm
10メートルを超える大きさのルーヴル美術館で展示された《Throne》と同型の、最新の3D技術を使用したエディション作品。パリに同行し展示前に作業を行った職人・清水ひろみの手で金箔が貼られた。
購入を希望される方はこちらよりメールにてお問い合わせください。
《Throne(p/g_boy)》
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80✕23.7✕38.2cm
2011年、東京都現代美術館での個展「SYNTHESIS」にて発表された、シリーズ最初の《Throne》をベースとした作品。表面はプラチナ箔に覆われており、中央の玉座には金色の子供が座っている。
購入を希望される方はこちらよりメールにてお問い合わせください。
《Throne(SiC/p_boy)》
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80✕23.7✕38.2cm
2011年の個展「SYNTHESIS」で展示された《Throne》をベースにした作品。名和が過去にも創作で使用してきた炭化ケイ素の粒子で覆われており、玉座には銀色の子供が座る。
購入を希望される方はこちらよりメールにてお問い合わせください。
『METAMORPHOSIS』コレクターズエディション by 銀座蔦屋書店
名和の活動が、豊富な写真資料や評論とともに収録されたアートブック『METAMORPHOSIS』の限定コレクターズエディション。3Dプリンタによって過去の名和作品のフォルムを出力し、表面にヴェルベットのような絨毛を付着させたマルチプルが付属。各種1体ずつを用意した。
Velvet-Trans-T.O.P (R)Ed. 6
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Velvet-Throne (R) Ed. 6
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Velvet-VIA-Wall (R) Ed. 6
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Velvet-Trans-Double Yana (R) Ed. 6
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Velvet-Rai (R) Ed. 6
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Velvet-Fu (R) Ed. 6
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Velvet-Ether (R) Ed. 6
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《Element - Black》by Gallery NOMART
2018年に発表された新作版画シリーズ。膨大な数の名和のドローイングからイメージを厳選し、重ね合わせてデジタル処理で融合、独特の奥行きをつくり出した。黒の下地に刷り重ねられたインクのレイヤーが、様々な光の反射を生み出しており、名和の新たな表現の息吹を感じることができる。
Element - Black #1
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Element - Black #4
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Element - Black #5
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Gallery NOMARTの名和晃平作品はこちらから
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