¥ 3,850 (税込)
日本人建築家、黒川紀章の作品集。
東京・銀座地区にそびえ立つ「中銀カプセルタワー」(1970-72年)は、黒川紀章設計事務所による建築的な驚異だった。鉄骨コンクリートで構成された2基のタワーに支えられる140個のプレハブ式の居住用「カプセル」は、船室のように洗練されコンパクトに設計され、通勤するビジネスマンの回復の場として作られた。作者は、社会の進化するニーズに対応するため、個々の「カプセル」を改修、交換しながら建物が時と共に変化する構想を描き、1990年代後半に老朽化が進み、2022年に最終的に解体されるまで、この進化は止まらなかった。建物が存在した50年の間に、居住者たちは絶えず建物を変容させてきた。個人用プロジェクションルームや執筆のための隠れ家など、クリエイティブな私的空間として「カプセル」を改造する者もいれば、ギャラリーや茶室、パーティースペースとしてコミュニティのための場へと再構築する者もいた。キュレーターのエヴァンゲロス・コツィオリス(Evangelos Kotsioris)によるエッセイは、都市における居住の在り方を再定義したこの建物の画期的な設計、建設、解体、そして遺産を深く探求する。
『One on One』シリーズの各巻は、「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」所蔵作品の中から一点のみを選び、深く掘り下げた考察を収録。豊富な図版と生き生きとしたエッセイが作品を詳細に解き明かし、作家の生涯やキャリア、そして広範な歴史的文脈の中に位置づける。本シリーズは、かけがえのないガイドとして当館コレクションの中でも特に愛される名作の数々を探求し解釈する。
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取り扱い | twelvebooks |
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サイズ | 22.9 x 18.4 x cm |
重量 | 1.0kg |
商品コード | 1100047452 |
出版 | THE MUSEUM OF MODERN ART (MoMA) |
著者 | Kisho Kurokawa |
ISBN | 9781633451735 |
配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
カテゴリー | |
送料 | ¥770(税込) |
購入条件 |