ドイツ人フォトグラファー、トビアス・クルーゼ(Tobias Kruse)の作品集。

2020年から2023年にかけて、「ハンブルク現代美術館(Deichtorhallen Hamburg)」、「フォトフォルム・フランクフルト(Fotoforum Frankfurt)」、「FOAM写真美術館(FOAM Amsterdam)」で開催された一連の展覧会に伴い刊行された本書。

Deponie』は、現代の旧東ドイツ社会における恐怖、怒り、攻撃性といった感情を主題に据えた作者の作品プロジェクトである。その背景には、ベルリンの壁崩壊後の1990年代に旧東ドイツで育った作者自身の記憶と経験が重ね合わされている。また「Deponie」は、ドイツ語で「堆積場/処分場」を意味し、本書ではシュヴェリーン近郊に位置する有害廃棄物処理場を指している。この場所は、かつて東西両ドイツ政府が有害廃棄物の処分を行っていた施設である。

新聞形式を採用した本書は、ベルリンを拠点とするデザインスタジオ「ハローミー(HelloMe)」によって編集、デザイン、出版が行われ、消費性の高い印刷物の形式に新たな生命を吹き込む試みとして構成されている。大判の写真イメージは簡潔なグリッドに配置され、力強く、ほとんどブルータリズム的とも言えるタイポグラフィと対比をなしている。

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DEPONIE [SIGNED / NUMBERED]

2021

¥ 3,080 (税込)

ドイツ人フォトグラファー、トビアス・クルーゼ(Tobias Kruse)の作品集。

2020年から2023年にかけて、「ハンブルク現代美術館(Deichtorhallen Hamburg)」、「フォトフォルム・フランクフルト(Fotoforum Frankfurt)」、「FOAM写真美術館(FOAM Amsterdam)」で開催された一連の展覧会に伴い刊行された本書。

Deponie』は、現代の旧東ドイツ社会における恐怖、怒り、攻撃性といった感情を主題に据えた作者の作品プロジェクトである。その背景には、ベルリンの壁崩壊後の1990年代に旧東ドイツで育った作者自身の記憶と経験が重ね合わされている。また「Deponie」は、ドイツ語で「堆積場/処分場」を意味し、本書ではシュヴェリーン近郊に位置する有害廃棄物処理場を指している。この場所は、かつて東西両ドイツ政府が有害廃棄物の処分を行っていた施設である。

新聞形式を採用した本書は、ベルリンを拠点とするデザインスタジオ「ハローミー(HelloMe)」によって編集、デザイン、出版が行われ、消費性の高い印刷物の形式に新たな生命を吹き込む試みとして構成されている。大判の写真イメージは簡潔なグリッドに配置され、力強く、ほとんどブルータリズム的とも言えるタイポグラフィと対比をなしている。

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取り扱い twelvebooks
エディション SIGNED / NUMBERED
サイズ 48.0 x 32.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100049744
出版 HELLOME EDITIONS
著者 Tobias Kruse
ISBN 9783948338046
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
備考 limited edition of 1,000 copies
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件