[予約受付中] DEKOTORA
2026
¥ 14,300 (税込)
パリを拠点に活動するフォトグラファー、ジュリー・グラスベルグ(Julie Glassberg)の作品集。鮮やかな色やネオンで装飾された「デコトラ」を軸に、誤った理解をされがちなこの日本のオルタナティブ文化を記録する一冊。
一見すると、それは過剰なまでに飾り立てられたトラックに、鮮やかな色彩とまばゆい光があふれるスペクタクルである。「デコレーション・トラック」の略である「デコトラ」は、「不良」のイメージと結びつけられ、日本社会の主流からは軽んじられてきた。しかし、その派手な表層の奥には、謎と詩情に包まれた世界が広がっている。
デコトラが広まり始めたのは1960年代後半、移動広告の一形態としてであった。たとえば北海道から魚を運ぶトラックであれば、積み荷とその産地を描いた伝統的な絵を車体にまとっていた。現在では、デコトラ・シーンの評判の悪さから、こうした装飾を禁じる規制が設けられたため、これらのトラックを使っているのは、魚や花の配送業など、ごく一部の小規模事業者に限られている。
比較的閉ざされたコミュニティのようでありながら、デコトラのメンバーはたびたび公開イベントを開き、車輪の上の自らの作品を誇らしげに披露する。こうした集いの多くはチャリティーを目的とした募金イベントであり、2011年の東日本大震災の被災者支援などが行われている。被災した人々の多くは、今なおその爪痕を抱えながら暮らしているのだ。
日本のポップカルチャーに精通する編集者、写真家である都築響一との対話を通じ、作者はデコトラの文化的な意味をより深く理解するようになった。派手な外観の奥で、デコトラは日本の伝統的な美意識を映し出している。豪奢な霊柩車や墓、寺院、そして神道の祭りで担がれる神輿と同じように、日本の郊外や地方のコミュニティに深く根づいた、凝った装飾を好む感性を反映しているのである。それは過去から響く文化のこだまであり、国内の幹線道路や象徴的な映画のなかで、けばけばしい巨体のトラックを目にするたびに呼び起こされる、子ども時代の思い出そのものなのだ。
英語、フランス語、日本語表記。
プレオーダー *11月下旬入荷予定
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 28.0 x 21.2 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100060454 |
| 出版 | EDITION PATRICK FREY |
| 著者 | Julie Glassberg |
| ISBN | 9783907236949 |
| 配送までの期間 | プレオーダー *11月下旬入荷予定 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |