北村 早紀 あさっての影

北村 早紀 あさっての影

北村 早紀 あさっての影
北村 早紀 あさっての影

2025年7月にLOWWで開催された展覧会「Peek-a-boo」からの作品。

「いないいないばあ」と題された当展覧会は、心理学者ジャン・ピアジェの「感覚運動期」における子どもが学ぶ概念「物の永続性」の発達に関係し、認識における「在」と「不在」、「目の前から見えなくなったものでも、存在し続けている」と理解できる能力を指し、出現の驚きから次第に再会への期待を想起させます。

北村は、人間が含む生命の営みの歴史を辿りつつ、文明的な記録装置として出現した写真、そして記録されたプリントに映る記憶を、自らが撮影した写真と合成し木版画を合わせながら、新たな世界を立ち上げようとしています。それは種としての生命の営みと、複製物から生まれたストーリーに新たな存在=「物の永続性」との新たな出会いを期待しているように思えます。ぜひ、北村早紀の試みに触れる機会となれば幸いです。

北村 早紀
1989年長崎県生まれ。
主に人物や山の風景をモチーフに、版表現をルーツとする平面作品を制作。
近年は古写真に映る社会的な記号を失った被写体を「無重力的人物像」として着目し、自身が撮影した山中・山上での写真とを合成し、さらにその上に「不在の存在」として木版表現を重ねることで、生命が持つ教会の曖昧さや相対相、時間や存在のゆらぎに意識を置く表現を試みている。

※店頭併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

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北村早紀

北村 早紀 あさっての影

2025 - 2025

¥ 99,000 (税込)

2025年7月にLOWWで開催された展覧会「Peek-a-boo」からの作品。

「いないいないばあ」と題された当展覧会は、心理学者ジャン・ピアジェの「感覚運動期」における子どもが学ぶ概念「物の永続性」の発達に関係し、認識における「在」と「不在」、「目の前から見えなくなったものでも、存在し続けている」と理解できる能力を指し、出現の驚きから次第に再会への期待を想起させます。

北村は、人間が含む生命の営みの歴史を辿りつつ、文明的な記録装置として出現した写真、そして記録されたプリントに映る記憶を、自らが撮影した写真と合成し木版画を合わせながら、新たな世界を立ち上げようとしています。それは種としての生命の営みと、複製物から生まれたストーリーに新たな存在=「物の永続性」との新たな出会いを期待しているように思えます。ぜひ、北村早紀の試みに触れる機会となれば幸いです。

北村 早紀
1989年長崎県生まれ。
主に人物や山の風景をモチーフに、版表現をルーツとする平面作品を制作。
近年は古写真に映る社会的な記号を失った被写体を「無重力的人物像」として着目し、自身が撮影した山中・山上での写真とを合成し、さらにその上に「不在の存在」として木版表現を重ねることで、生命が持つ教会の曖昧さや相対相、時間や存在のゆらぎに意識を置く表現を試みている。

※店頭併売品につき、品切れの場合にはご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

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取り扱い LOWW
エディション UNIQUE
サイズ 51.5 x 36.4 x cm
素材 ジークレー印刷に油性木版 with Artist signed フレーム付き
商品コード 1100048630
配送までの期間 注文後3日〜5日後に発送
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