美術手帖2020年2月号特集「アニメーションの創造力」
2020
¥ 1,760 (税込)
特集
アニメーションの創造力
2010年代のアニメ史における革新とは何か?
およそ100年の歴史を持つ日本のアニメーション史のなかで、2010年代はひとつの転換期と言えるだろう。
特にこの数年、デジタル技術や鑑賞環境の変化による、作品制作のシステムやコンテンツの革新が起きつつある。
本特集では、そうした動きを支える現場のつくり手と作品にスポットを当て、新たな技術を駆使しながら、いかにして表現の飛躍が生み出されているのか、またそこにどんな理念があるのか、創作の原点に迫りたい。
監修=土居伸彰、高瀬康司
PART1
10年代の表現はどう変化したか
片渕須直 スペシャルインタビュー
土居伸彰×高瀬康司×石岡良治
2010年代、日本アニメから眺める世界のアニメーションとは
ジェレミー・クラパン/ドン・ハーツフェルト/たつき
PART2
革新を支える制作技術
磯光雄×山下清悟
アニメーション表現を切り開く技法
『Fate/Grand Order』配信4周年記念映像にみる表現の最前線
榎戸駿/坂詰嵩仁/脇顯太朗/川上雄介
論考:とある世界の動態を浮かび上がらせる立体的なイメージ
土居伸彰=文
PART3
拡張・越境する次世代クリエイター
AC部/久野遥子×冠木佐和子/岩井澤健治/ミヒャエル・フライ/ギンツ・ジルバロディス
岩井俊二インタビュー
実写と「絵」としてのアニメの関係
梅沢和木インタビュー
アニメのキャラクターを作品化する
PART4
環境と構造
布川ゆうじ×柳川あかり
社会現象化する女性向けアニメーションの市場戦略
海外事例から考えるアニメーションの産業構造
エマニュエル=アラン・レナール/ゲルベン・シェルメ
トーマス・ラマールインタビュー
『アニメ・エコロジー』からみる日本メディア論
第2特集
ダナ・ハラウェイ
序論:いま、なぜ、ハラウェイなのか?
高橋さきの=文
ダナ・ハラウェイを読み解く7つのキーワード
アーティストが語る作品とハラウェイ
AKI INOMATA×港千尋/細倉真弓/アド・ミノリーティ
論考:サイボーグ・複数種・堆肥体
ダナ・ハラウェイによるコンタクト・ゾーンの拡張
石倉敏明=文
SPECIAL ESSAY
メディウムとしての批評(的な)大岩雄典=文
ARTIST PICK UP
梅田哲也/ルアンルパ
WORLD NEWS
New York/London/Reggio Emilia/Los Angeles/Curitiba/ Art Scene/Insight
ARTIST INTERVIEW
目[mé]
星野太=聞き手
REVIEWS
「想起の力で未来を:メタル・サイレンス2019」展 椹木野衣=文
「岡山芸術交流2019」+グレゴール・シュナイダー 清水穣=文
平山昌尚「つづく」38話
青柳龍太「我、発見せり。」(12)
プレイバック! 美術手帖
BOOK
月刊美術史
常備店リスト
バックナンバー案内
次号予告
【付録】伊勢市 アーティスト・イン・レジデンス レポート
MORE
取り扱い | OIL by 美術手帖 BOOK STORE |
---|---|
商品コード | 1100003775 |
出版 | 美術出版社 |
著者 | 美術手帖編集部 |
ISBN | 4910076110205 |
配送までの期間 | ご注文から10日以内に発送いたします。 |
カテゴリー | |
送料 | ¥385(税込) |
購入条件 |