スイス・チューリッヒを拠点とするグラフィックデザイナーのカーラ・ピア(Carla Peer)とカーリス・クリーサーズ(Karlis Krecers)による作品集。

「THE MAN WHO」というフレーズは、過去1世紀半の間に、物語を語る上で、言葉のあやとしてタイトルに広く使われるようになった。1869年から2023年の間に文学、演劇、映画において「THE MAN WHO」というフレーズを冒頭に用いたタイトル243点をまとめた本作は、この世のすべての中心にいる「男(Man)」が持つ、手段を選ばぬ野心、好奇心旺盛な探究心、胡散臭い権力をむき出しにする。常に活動的で支配的な「彼」は、自らの運命の立役者なのである。「彼」の失敗を示すタイトルでさえも、知識豊富で、力強く、類まれな存在であることへの期待が滲み出ている。本作は、男らしさへの社会の執着をその矛盾のすべてにおいて暴露し、達成不可能な栄光や、「彼」にステージを独り占めされている「THE MAN WHO」の孤独が露呈している。

カバーは全6種類、それぞれ違うタイトルに用いられたフォントを抜き出したものを用いている。

※カバーの絵柄はお選びいただけません。ランダムにセレクトされたものをお届けいたします。

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THE MAN WHO

2025

¥ 4,400 (税込)

スイス・チューリッヒを拠点とするグラフィックデザイナーのカーラ・ピア(Carla Peer)とカーリス・クリーサーズ(Karlis Krecers)による作品集。

「THE MAN WHO」というフレーズは、過去1世紀半の間に、物語を語る上で、言葉のあやとしてタイトルに広く使われるようになった。1869年から2023年の間に文学、演劇、映画において「THE MAN WHO」というフレーズを冒頭に用いたタイトル243点をまとめた本作は、この世のすべての中心にいる「男(Man)」が持つ、手段を選ばぬ野心、好奇心旺盛な探究心、胡散臭い権力をむき出しにする。常に活動的で支配的な「彼」は、自らの運命の立役者なのである。「彼」の失敗を示すタイトルでさえも、知識豊富で、力強く、類まれな存在であることへの期待が滲み出ている。本作は、男らしさへの社会の執着をその矛盾のすべてにおいて暴露し、達成不可能な栄光や、「彼」にステージを独り占めされている「THE MAN WHO」の孤独が露呈している。

カバーは全6種類、それぞれ違うタイトルに用いられたフォントを抜き出したものを用いている。

※カバーの絵柄はお選びいただけません。ランダムにセレクトされたものをお届けいたします。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 15.0 x 10.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100042922
出版 BUILDING FICTIONS
著者 Carla Peer, Karlis Krecers
ISBN 9789083375632
配送までの期間 ご注文確定後、2-7日以内
カテゴリー
送料 ¥770(税込)
購入条件