インドと旧ドイツ民主共和国(GDR)のあいだで交わされた、イメージ、言葉、そして音の交錯を描き出す作品集。冷戦期における社会主義圏とグローバル南方のあいだに生まれた芸術的・知的な連関を再検証するリサーチ・プロジェクト「Entangled Internationalism」より派生した一冊である。

本書は、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」を介して展開された交流を起点にアフリカやラテンアメリカにおける、反植民地主義とその後の時代に生きた人々の関係や交わりを辿る。出発点となるのは、1980年にGDRの映画・テレビ・アカデミーによって制作された、インド出身の映画監督・演出家チェトナ・ヴォーラ(Chetna Vora)によるドキュメンタリー映画『OYOYO』。ギニアビサウ、エチオピア、マリ、キューバなどからベルリンの学生寮に集った若者たちの友情を描いた作品である。

本書に収録された資料は、ドレスデン、デリー、ウダイプルなど各地の国立および民間のアーカイブで発掘されたものであり、イメージや考察を交えたテキストに加え、ダイアグラムと巻物状の作品という二つの芸術寄稿も収録。作品は、それぞれの場所に根ざした理論と感情の両側面に取り組んでいる。

本書は、プロジェクト「Decolonizing Socialism: Entangled Internationalism」から派生したケーススタディ形式の出版シリーズ「Entangled Internationalism」の一冊として、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」より刊行された。

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TILL THE SUN RISES

2025

¥ 3,850 (税込)

インドと旧ドイツ民主共和国(GDR)のあいだで交わされた、イメージ、言葉、そして音の交錯を描き出す作品集。冷戦期における社会主義圏とグローバル南方のあいだに生まれた芸術的・知的な連関を再検証するリサーチ・プロジェクト「Entangled Internationalism」より派生した一冊である。

本書は、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」を介して展開された交流を起点にアフリカやラテンアメリカにおける、反植民地主義とその後の時代に生きた人々の関係や交わりを辿る。出発点となるのは、1980年にGDRの映画・テレビ・アカデミーによって制作された、インド出身の映画監督・演出家チェトナ・ヴォーラ(Chetna Vora)によるドキュメンタリー映画『OYOYO』。ギニアビサウ、エチオピア、マリ、キューバなどからベルリンの学生寮に集った若者たちの友情を描いた作品である。

本書に収録された資料は、ドレスデン、デリー、ウダイプルなど各地の国立および民間のアーカイブで発掘されたものであり、イメージや考察を交えたテキストに加え、ダイアグラムと巻物状の作品という二つの芸術寄稿も収録。作品は、それぞれの場所に根ざした理論と感情の両側面に取り組んでいる。

本書は、プロジェクト「Decolonizing Socialism: Entangled Internationalism」から派生したケーススタディ形式の出版シリーズ「Entangled Internationalism」の一冊として、ドレスデンの「ザクセン州立美術館群(Staatliche Kunstsammlungen Dresden)」より刊行された。

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取り扱い twelvebooks
サイズ 28.0 x 17.0 x cm
重量 1.0kg
商品コード 1100048064
出版 SPECTOR BOOKS
ISBN 9783959058759
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送料 ¥770(税込)
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