ECAL – A TYPOGRAPHIC ATLAS
2026
¥ 14,850 (税込)
スイス・ローザンヌの「ローザンヌ州立美術学校(École cantonale d'art de Lausanne / ECAL)」におけるタイポグラフィ制作を辿る作品集。
書体見本(Type specimen)は、印刷業者や活字鋳造業者が自らの書体カタログを提示するために用いてきた印刷物のことを指す。当初は単一のシートとして制作され、年代が記されることは稀であったが、産業革命、技術革新、識字率の向上に伴い、書体の種類が増加するにつれて書籍の形式へと発展した。
現在、書体見本の多くはデジタル形式で存在している。
本書は、書体見本である。しかし、それにとどまらない。
同時に、アトラス(図表集・地図帳)でもある。「ローザンヌ州立美術学校」における10年にわたるタイポグラフィ制作を地図のように辿る、文字形の集成である。同校は、グラフィックデザインの学士課程およびタイプデザインの修士課程という2つのプログラムを通じて、文字の描画、字間設計、コーディング、仕上げに至る技能を修得した400名以上の卒業生を輩出してきた。その成果が地図として広がり、現れている。小サイズの本文組版に適した古典的で可読性の高い書体から大胆なディスプレイ向きの書体まで、また判読が困難な実験的形態から再解釈された古典モデルに至るまで、現代タイポグラフィの多様な領域を横断するかたちで示されている。
今日、タイポグラフィは世界的な広がりを持つ領域となっている。30カ国以上から集まった学生によって、同校は世界各地およびタイプデザイン業界における文化的連関を捉えている。初期の書体見本がギリシャ文字、ヘブライ文字、ラテン文字を並置した伝統を踏まえ、本書はアルファベット、アブギダ、アブジャド、漢字/漢字体系といった多様な書記体系を提示する。また、ロゴなど多様な分野で使用される文字形も併せて収録する。タイプデザインはあらゆるグラフィックワークの基盤をなすものであるためである。
こうした多様なアプローチを並置することで、同校はタイポグラフィデザインにおける国際的な交差点としての役割を明確に示している。教育、研究、実践が相互に影響し合いながら、継続的に更新されている場としてあり続けている。
テキスト寄稿:ジェームズ・ラングドン(James Langdon)、アレクシス・ジョルジャコプロス(Alexis Georgacopoulos)、マチュー・コルタ=ローラー(Matthieu Cortat-Roller)
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| 取り扱い | twelvebooks |
|---|---|
| サイズ | 30.5 x 21.5 x cm |
| 重量 | 1.0kg |
| 商品コード | 1100053820 |
| 出版 | EMPIRE |
| ISBN | 9791095991885 |
| 配送までの期間 | ご注文確定後、2-7日以内 |
| カテゴリー | |
| 送料 | ¥770(税込) |
| 購入条件 |